超ウラン元素のが気になる

 

 


紀元前420年にデモクリトスなどが原子というアイディアに
行き着いて、それからラボアジェとかがさらにそのアイディアを
補強していったわけだが、物質を構成する原子について1867年頃
メンデレーエフが周期表を作った所から今回のお話を始めようか。

メンデレーエフの時代には今のように全ての地球上に存在する原子が
分かっているわけではなかった。
そこでメンデレーエフはとりあえず分かってる分、当時知られていた
63の元素の原子量、原子価、化合物、性質などで頑張って並べてみた

するとこの周期表に抜けがあったり、原子の重さが逆になったりして
いることがわかった。
それでも彼は気にせず、とりあえずこの表を完成させてみた。
そしてメンデレーエフはこういった。
「この周期表の空欄のところに元素があるよ
そして27個も新元素があると予言し、ついでにその原因は原子の内部に
何らかの原因があると考えたのだ。

結果…全て正解だった

恐ろしいくらいの正解率だった。
ノストラナントカなんか屁でもないくらいの正解率だったといえる。

ただ、さしものメンデレーエフも原子の構造まではわからなかった。
後の科学者達が原子核電子から原子が構成され、原子核の中にある
陽子と電子が主な性質を決めているということを突き止めたが。

で、その陽子とか電子とか中性子とかの数をいじるってのが核物理学の
基本である。
原子自体を変えるのだから、変な言い方したら錬金術の領域である。

メンデレーエフが予言した元素はウランの領域までだったが、その後の
核物理学の進化によって、科学者達は粒子加速機でがんがん元素を
作りまくった。その核種は不安定なものも含めて1000をはるかに上まわった

で、その流れはさらに高出力の粒子加速器を作れるようになった現在
ますます加速している。
わずか100種ほどしか知られていなかった元素にさらに10種のおまけを、
ついでに10種くらいおまけをつける勢いである。

さて、ウランより大きな原子量をもつ元素を超ウラン元素と呼ぶ。
超ウラン元素はあくまで原子炉の中で作られる代物である。
最も宇宙のどこかには勝手に転がっているだろうけど

代表的なのはプルトニウムやカリフォルニウムとかだろう。
プルトニウムは原子炉や核兵器に利用されている。
カリフォルニウムは中性子を放出する放射線源として利用されている。

特に中性子を出せる存在は結構便利だと思う。
医療現場なんかでも使われるし。

ただ…いくら人類が頑張って超ウラン元素を沢山作っても、今のところ
せいぜい120に満たない数である。
しかし…宇宙空間を見るとすさまじい存在がある。

超ウラン元素に「超」がつくならアレはどうなるんだ…中性子星は。

中性子星とは質量は太陽程度、半径10km程度の星で、太陽の2-3倍の重さの星が
超新星爆発した時にできる残骸だが、考えようによってはこれ

 

 原 子 核 

 

なんですけど。
半径10kmの原子核…原子番号何番だよこれは!!
陽子の数とか考えたら、凄いことになりそうだが。
ただこれ、2個とかひっつけた時点でブラックホールになりますから。
化合物作れませんから。俺はひっつきたい。

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